今日は6社が発表されました。2ページに分けて紹介します。1ページ目です。
GFA(87830)
権利確定月:8月
最小投資株数:100株
優待内容の詳細:
GFAは独自の株主優待ポイント制度を導入しています。2025年8月31日時点で100株以上保有の株主に対し、保有株数に応じて1株あたり10~100ポイントを付与。さらに継続保有期間に応じてポイントは最大2倍まで増加します。付与されたポイントは同社の子会社が運営する店舗で1ポイント=1円として利用可能です。
ポイント付与株数区分(1株あたり)(一部抜粋):
- 100株:100ポイント
- 101~500株:80ポイント
- 501~1,000株:60ポイント
- 1,001株以上:10ポイント
注目ポイント:
- ポイントは継続保有期間により最大2倍になるため、長期保有に適している。
- ポイントは実店舗での利用が可能で、実用性が高い。
- 株主優待の価値を実際の消費に結びつけやすい点が魅力。
投資家へのアドバイス:
長期保有を前提とした優待制度のため、短期売買よりもじっくりと保有してポイントを増やす戦略が有効です。権利確定日は8月末のため、8月中旬までに100株以上を保有しておく必要があります。
初心者向けポイント:
- ポイント制度は分かりやすく、株主優待の利用価値が明確。
- 店舗利用が可能なため、優待を実生活で活用しやすい。
- ただし株価変動リスクはあるため、長期保有を検討する際はリスク管理も重要。
GMOインターネット(47840)
権利確定月:6月・12月
最小投資株数:100株
優待内容の詳細:
現行制度(2025年6月末日基準日まで)は、GMOクリック証券における同社株式の買付手数料のキャッシュバックを実施。保有株式1単元(100株)以上で買付手数料のキャッシュバックが買付代金の上限10,000円まで適用されます。継続保有期間は6ヶ月以上の条件があります。基準日は毎年6月末日と12月末日です。
2025年6月末日基準日からは制度が変更され、買付代金×0.03%(小数点以下切り上げ)相当のビットコインが付与される予定です。
注目ポイント:
- 現行の手数料キャッシュバックは上限10,000円で、株主にとって実質的なコスト削減効果が高い。
- 変更後はビットコインでの還元となり、暗号資産に興味がある投資家にとって魅力的。
- 継続保有6ヶ月以上という条件があるため、短期売買には不向き。
投資家へのアドバイス:
権利確定日は6月末と12月末の年2回。優待を狙う場合は、最低6ヶ月以上の保有が必要です。暗号資産の価値変動リスクも考慮しつつ、手数料還元のメリットを享受できる投資戦略が有効です。
初心者向けポイント:
- 株式取引手数料のキャッシュバックは実質的なコスト削減になるため、投資初心者にも分かりやすいメリット。
- 将来的にビットコインでの還元に変わるため、暗号資産に対する理解を深める良い機会。
- ただし暗号資産の価格変動リスクがあるため、リスク許容度を考慮して投資を検討すべき。
G-PBシステムズ(44470)
権利確定月:9月
最小投資株数:100株
優待内容の詳細:
2025年9月30日基準日までの現行制度では、保有株式数に応じてQUOカードと特製カレンダーを贈呈します。株数区分は以下の通りです。
- 100株以上500株未満:QUOカード500円分+特製カレンダー1冊
- 500株以上1,000株未満:QUOカード2,000円分+特製カレンダー1冊
- 1,000株以上5,000株未満:QUOカード3,000円分+特製カレンダー1冊
- 5,000株以上10,000株未満:QUOカード5,000円分+特製カレンダー1冊
- 10,000株以上:QUOカード10,000円分+特製カレンダー1冊
注目ポイント:
- QUOカードは全国で使えるプリペイドカードで利便性が高い。
- 特製カレンダーも実用的なアイテムとして好評。
- 株数に応じて優待額が大きくなるため、投資規模に応じたリターンが期待できる。
投資家へのアドバイス:
9月末が権利確定日なので、9月中旬までに100株以上を保有しておく必要があります。QUOカードは使い勝手が良く、初心者にも分かりやすい優待です。長期保有による追加優待の有無は今後の発表を注視しましょう。
初心者向けポイント:
- QUOカードはコンビニや書店など幅広く利用可能で、優待の実感が得やすい。
- 最低投資株数が100株と手頃で、初めての株主優待投資にも適している。
- 株価変動リスクはあるものの、優待によるリターンが安定している点が魅力。
(続きは2ページ目で、残り3社の株主優待をご紹介します。)
情報出典:2025年8月12日発表の各社株主優待情報より作成