今日は7社が発表されました。3ページに分けて紹介します。2ページ目です
ＴＫＰ（34790）
優待内容（詳細）：全国20施設（ホテル、レストラン、温泉施設、ショップ等）で利用できる株主優待券を贈呈。2025年7月24日オープンのSHONIN PARK（大分県別府市）内「Sand SPA」「SHONIN PARK SHOP」も新たに対象施設に追加。利用除外日が廃止され、年間を通じて利用可能（定休日を除く）。対象施設一覧は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、静岡県、愛知県、福岡県、大分県の各施設を含む（詳細は下記テーブル情報参照）。
注目すべき優待内容とその魅力- サービス利用権としてホテル・温泉・レストラン等で使える実用的な優待券。旅行やレジャー好きには魅力的。
- 新規対象に大分・別府のSHONIN PARK関連施設が追加され、地域拡大と体験型優待の価値が向上。
- 利用除外日の廃止により年間を通して使いやすくなった点が実利面でプラス。
- 今回の拡充（対象施設追加・利用除外日の廃止）は利用価値を上げるポジティブな変更。実需のある個人投資家には好材料。
- ただし拡充分は2025年9月1日より適用され、今回の拡充に伴う新たな優待券の発送はないため、既に発送済の券の価値は変わらない点に注意。
- 予約が集中する時期（4月・5月）は利用困難となる可能性があるため、利用予定がある場合は早めの予約を推奨。
- 権利確定日：2月末日
- 株主優待を取得するには、権利確定日の基準で株主名簿に記載される必要があります。通常、売買の受渡しがT+2のため、権利付き最終日（権利確定日の2営業日前）までに買付を完了してください。
- 優待発送は既に発送済（2025年2月末基準）。ただし拡充適用は2025年9月1日から。
- リターン：ホテルや温泉利用など実用的な優待でコスト対効果が分かりやすい。
- リスク：優待目的の買いが出やすく、権利落ち日には株価下落が起き得る。利用時の予約混雑や利用条件の変更リスクにも注意。
- 初心者へ：まずは権利確定日と予約ルールを理解し、優待を本当に使うかを優先して判断することを勧めます。
出典：各社発表（発表日：2025年08月28日、IR発表資料）
ディーエヌエー（24320）
優待内容（詳細）：100株以上保有の株主に対し、1) 川崎ブレイブサンダースのプロバスケットボール観戦チケット引換証1枚（2025-26シーズンの一部指定試合で利用可能）、2) 横浜DeNAベイスターズファンクラブ入会クーポン1,000円オフ1枚（2026年シーズン）、3) 横浜DeNAベイスターズオフィシャルグッズショップクーポン10％オフ1枚（2026年シーズン）、4) BASEGATE横浜関内の自社直営施設「Wonderia（ワンダリア）」入館チケット引換券1枚（2026年春グランドオープン予定）。300株以上で一部優待（観戦チケット枚数やクーポン金額）が増額。
注目すべき優待内容とその魅力- スポーツ観戦チケットやプロスポーツ関連クーポンが含まれ、スポーツファンにとって魅力的なラインナップ。
- BASEGATEの新施設Wonderiaの入館チケットが含まれ、今後の施設価値次第で優待の注目度が高まる可能性。
- 100株保有で1,000円OFF、300株で3,000円OFFとなるなど、株数に応じた増額設計が分かりやすい。
- 今回の案内は通常の株主優待の実施内容の告知で、優待自体は継続的に案内される見込み。ただし詳細は郵送案内や公式IRで順次確認が必要。
- スポーツチケットは指定試合のみ有効のため、利用可能な試合日程や交換方法、座席条件などを事前に確認しておくことが重要。
- 権利確定日：2025年9月30日
- 取得を狙う場合は権利付き最終日までに買付を完了してください（通常は権利確定日の2営業日前が目安）。
- 優待の発送時期は後日案内予定。詳細は郵送案内やIRページを確認。
- リターン：スポーツ観戦やグッズ割引など、趣味と連動した魅力的な優待。ただし金銭換算が難しい項目（観戦チケット等）が含まれる点に留意。
- リスク：指定試合での利用制限、座席や日程により実利用価値が変動。300株以上の増額を狙う場合は投資資金が増える。
- 初心者へ：優待を目的に買うなら、観戦やグッズ購入の実利用見込みを先にチェック。権利取得後の売却戦略（優待だけ取りたいのか長期保有か）も検討すること。
出典：各社発表（発表日：2025年08月28日、IR発表資料）
ＴＯＮＥ（59670）
優待内容（詳細）：2025年11月30日時点で100株以上保有の株主に対し100周年記念としてQUOカード3,000円分を贈呈。加えて、通常の株主優待として毎年5月31日（および2025年のみ11月30日基準の特例）で100株以上保有の株主に、グループ会社運営のECサイト『TONE ALPHAストア』で自社製品をプレミアム優待価格で購入できる権利が付与される。
注目すべき優待内容とその魅力- QUOカード3,000円分は金券として汎用性が高く、分かりやすい価値。
- ECサイトでの優待価格は実用品を安く買えるメリットがあり、QUOカードと合わせて実利性が高い。
- 2025年は創業100周年の記念実施であり、記念優待は毎年実施されるとは限らない点に注意。
- 今回のQUOカードは記念優待であり恒常的な優待とは異なる。将来的に同様の記念がない限り、毎年の同額支給は期待できない。
- ECサイト優待は通常優待として継続されるが、実際の割引率は商品や販売条件に依存するため案内内容を確認。
- 権利確定日：通常は5月31日、ただし2025年のみ11月30日も特例で対象。
- QUOカード（記念優待）の発送は2026年1月下旬予定。権利を確保するには各権利確定日の基準で名簿に記載される必要あり（買付は権利付き最終日まで）。
- リターン：QUOカードは換金性・利用範囲が広く、優待の価値が分かりやすい。
- リスク：記念優待は一回限りの可能性が高く、恒常的なリターンとして見込むのは危険。また株価変動や優待制度の見直しリスクもある。
- 初心者へ：記念優待目的での短期的な買いは効果的に見えても、優待以外の企業業績や配当も総合的に評価して投資判断を行うことが大切。
出典：各社発表（発表日：2025年08月28日、IR発表資料）
本ページは2/3ページ目です。次のページ（3/3）では残りの発表銘柄を紹介します。この記事では、株主優待、投資、配当といったキーワードを意識して初心者〜中級者向けに見やすく整理しました。優待制度の詳細は必ず公式IRや郵送案内で最終確認してください。