株主優待のススメ
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📊 今日の株主優待発表について

本日は23社の企業が株主優待の発表を行いました。読みやすさを考慮して、3社ずつ8ページに分けてご紹介します。

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2025年11月14日発表の株主優待まとめ|8ページ中7ページ目(7/8ページ)

📄 記事要約: 本日は23社が発表。全8ページの7ページ目。 2025年11月14日発表の優待(山梨中銀・滋賀銀・マイクロアド)を紹介。山梨中銀は200株以上でQUOカードやカタログ選択、滋賀銀は株式分割に伴う基準変更と長期優遇、マイクロアドは800株で年2回デジタルギフトが特徴。権利日や申込方法、初心者向けの注意点を解説しました。出典:各社2025年11月14日発表資料。

今日は23社が発表されました。8ページに分けて紹介します。7ページ目です。

山梨中銀(83600)

発表日:2025年11月14日(当該開示による)

優待の概要:年1回(3月31日基準)。200株以上を保有する株主を対象に、保有株式数に応じてQUOカードまたはカタログギフト等を贈呈。初回(2026年3月31日)は保有期間条件を適用しない。

1. 注目すべき優待内容とその魅力

  • 200株以上〜500株未満:QUOカード1,000円(使い勝手が良いプリペイド型ギフト)
  • 500株以上〜1,000株未満:2,500円相当のカタログギフト(山梨県の特産品などを選択可能)
  • 1,000株以上:6,000円相当のカタログギフト(特産品/特別金利定期預金/宿泊クーポン/寄付の4択)

特にカタログギフトの選択肢に「特別金利定期預金」や「地域宿泊クーポン」「寄付(社会貢献)」が含まれる点は、現物志向の投資家だけでなく金融サービスと組み合わせたい株主にも魅力的です。

2. 優待新設・変更・廃止の影響と投資家へのアドバイス

  • 本制度は取締役会で決議された導入予定の内容であり、今後見直しの可能性がある旨が開示されています。投資判断の際は今後の正式案内や細則(申込方法・発送時期など)を確認してください。
  • 初回のみ保有期間条件が免除されるため、短期的に制度導入を見据えて200株以上を確保することは検討余地がありますが、制度継続や変更リスクを織り込んだ上でポジション管理を行ってください。

3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)

  • 権利確定日:3月31日(年1回)
  • 保有期間条件:原則200株以上を1年以上継続して保有(ただし初回2026年3月31日は免除)
  • 初回を狙う場合は2026年3月31日時点で200株以上保有すれば対象になります。継続保有条件を満たすことを目指す場合は、名簿記録(同一株主番号)を意識して長期保有計画を立ててください。

4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)

  • リターン:最低でもQUOカード1,000円相当の優待が得られるため、少量保有でも優待メリットはあります。カタログ選択肢が豊富なため現物価値の高い選択が可能。
  • リスク:制度は導入予定で今後変更される可能性があること、及び申込方法や発送時期が未公表である点を考慮すべきです。また配当や株価変動リスクもあります。
  • 初心者への助言:初回免除を活用してまずは200株を確保し、公式発表(ホームページや投資家向け資料)を確認してから継続保有を検討すると安全です。

滋賀銀(83660)

発表日:2025年11月14日(当該開示による)

優待の概要:現行は200株以上でカタログギフトを交付。2026年3月31日基準から株式分割(1株→5株、効力発生日:2026年4月1日)に伴う基準変更および長期保有優遇の新設が予定されています(判定は名簿記録で行われます)。

1. 注目すべき優待内容とその魅力

  • 現行:200株以上〜1,000株未満=3,000円相当、1,000株以上=6,000円相当のカタログギフト。
  • 変更後(分割・新制度):分割後の基準で1,000株以上〜5,000株未満/5,000株以上の2区分を設け、継続保有期間(1年以上/3年以上)に応じて贈呈額が上がる仕組み。最大で10,000円相当まで用意。
  • 長期保有優遇を導入する点は、長期投資家にとって魅力的なインセンティブになります。

2. 優待新設・変更・廃止の影響と投資家へのアドバイス

  • 株式分割により名目上の最低保有株数が上がる一方、実質条件は維持されると説明されています。ただし基準判定は分割前の株数で行われる点に注意(2026年3月31日基準は分割前基準)。
  • 長期保有優遇は長期投資家にとってプラスですが、同一株主番号での名簿記録が継続条件となるため、名義変更や証券会社の口座変更で不利になる可能性があります。
  • 投資家は分割や基準日の取り扱い、名義管理に注意し、権利取得のタイミングを誤らないようにしてください。

3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)

  • 権利確定日:2026年3月31日(この基準での優待判定が注目されています)
  • 株式分割効力日:2026年4月1日。従って2026年3月31日時点の判定は分割前株数で行われます。
  • 分割の前後で最低株数の表示が変わるため、買付・売却タイミングは特に基準日前後で注意が必要です。

4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)

  • リターン:長期保有で優待額が上がるため、長期投資家にはインセンティブがある。最大10,000円相当の優待は魅力的。
  • リスク:株式分割や基準判定のルールを誤解すると優待を逃す可能性があります。特に名義(株主番号)や証券会社の処理に注意。
  • 初心者への助言:分割のスケジュールと基準日の関係を整理して、何株でどの優待が貰えるかを「分割前・分割後」で確認したうえで売買してください。

マイクロアド(95530)

発表日:2025年11月14日(当該開示による)

優待の概要:毎年3月末日および9月末日を基準日とし、各基準日時点で800株以上保有の株主へデジタルギフト®7,000円分を贈呈(初回は2026年3月)。年間合計では14,000円相当となる見込み。

1. 注目すべき優待内容とその魅力

  • 800株以上:デジタルギフト®7,000円分(各基準日)→ 年間合計14,000円分が想定される点が目玉。
  • デジタルギフトは会員登録不要で使いやすく、AmazonギフトカードやQUOカードPay、PayPayマネーライト、dポイント、au PAYギフトカード、Visa eギフト等へ交換予定(交換先は変更される可能性あり)。
  • 案内に従いWEBで希望の品目を選択して受取手続きを行う形式のため、手続きさえ行えば換金性・利便性が高い優待です。

2. 優待新設・変更・廃止の影響と投資家へのアドバイス

  • 本制度は個人株主還元を目的に導入されたもので、初回は2026年3月。今後の運用・継続については業績や経営判断に左右される可能性がある点に留意してください。
  • 申込が必要で、案内に従ったWEB手続きが必須。受取期間を過ぎると受け取れないため、案内到着後は速やかに対応することを勧めます。

3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)

  • 権利確定日:毎年3月末日・9月末日(初回:2026年3月末日)
  • 発送時期:各基準日から3ヶ月以内を目途に『株主優待のご案内』を発送
  • 800株の保有が条件のため、投資タイミングは基準日直前の買付でも間に合いますが、取引手数料や資金配分と照らして検討してください。

4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)

  • リターン:年間最大14,000円分(デジタルギフト)は、中小型銘柄の優待としては相対的に魅力的。交換先の選択肢が広く利便性が高いのも利点。
  • リスク:高い株数(800株)を要する点が初心者には障壁。株価水準によっては必要投資額が大きくなる可能性があります。また、優待の受取にWEB手続きが必要で、期限を逃すと無効になります。
  • 初心者への助言:優待目当てで800株を確保する場合、資金量・ポートフォリオ分散の観点から無理のない範囲で行ってください。初回基準日は2026年3月のためスケジュール管理が重要です。

出典:各社の2025年11月14日付発表(株主優待に関する開示資料)。詳細は各社の開示資料(発表日:2025年11月14日)および当該企業のIRページをご確認ください。

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