株主優待のススメ
📋 掲載企業一覧

2025年11月28日発表の株主優待まとめ|注目ポイントと初心者向け投資アドバイス

📄 記事要約: 2025年11月28日発表の4社(AIストーム、ベルパーク、ロイヤルHD、ユーグレナ)の株主優待を分かりやすく整理しました。各社の優待内容、変更の影響、権利確定日(取得スケジュール)、初心者向けのリスクとリターンを個別に解説。QUOカード中心、商品割引、自社製品優遇、BTC付与の組合せなど特徴が分かれます。優待は“おまけ”として配当や株価変動を含めた総合判断を推奨します。出典:各社開示資料(発表日:2025年11月28日)。

はじめに

本稿は2025年11月28日に各社から発表された株主優待情報をもとに、投資家(初心者〜中級者)向けに分かりやすく整理したものです。掲載銘柄はAIストーム(37190)、ベルパーク(94410)、ロイヤルHD(81790)、ユーグレナ(29310)の4社です。各社の優待内容、変更の影響、権利確定日と取得スケジュール、初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)を個別に解説します。キーワード:株主優待, 投資, 配当

AIストーム(37190)

優待内容の詳細:基準日(毎年12月31日)に300株以上保有の株主を対象に、QUOカード(額面500円)と日本円換算で500円相当のビットコイン(BTC)を配布する制度に変更されました。配布方法はQUOカードの発送およびBTCの付与手続き(暗号資産交換業者のアカウント連携が必要となる場合あり)。年度あたり総額上限は40百万円。長期保有者向けの増額(例:1年以上+200円、3年以上+500円)は検討中で詳細は後日公表。

1. 注目すべき優待内容と魅力

  • QUOカード500円+BTC500円相当(合計1,000円相当):現金ではないが現金同様に使えるQUOカードと暗号資産の組合せは珍しい試み。
  • 暗号資産に直接触れるきっかけになる点が魅力。ただし受領に口座開設・KYCが必要な点に注意。

2. 優待変更の影響と投資家へのアドバイス

  • 優待制度を統一(従来のポイント制度を廃止)したため、ポイント利用の予定がある既存株主は失効に注意する必要があります。
  • BTC付与は受取手続きが煩雑になる可能性があり、日本居住者限定や口座未開設時の代替措置など要確認。優待価値には上限(総額40百万円)があるため、早期終了リスクも念頭に。

3. 権利確定日と取得スケジュール

  • 権利確定日:12月31日
  • 名簿に記載されるためには、日本株の一般ルールとして権利付き最終売買日(通常は権利確定日の2営業日前)までに買付けが必要です。300株を揃えておきましょう。

4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)

  • メリット:QUOカードは使い勝手が良く、ビットコインは将来の値上がり期待がある。
  • リスク:BTC受領にはコスト(口座開設、本人確認)や税務処理の手間、年度上限到達による打切りリスクがある。
  • 短期的な優待狙いで買う場合、手数料や必要株数(300株)のコストを考慮してください。

ベルパーク(94410)

優待内容の詳細:基準日(6月30日・12月31日)で100株以上保有の株主にクオカード1,000円分を贈呈。従来はベルブライド株主優待券も1枚贈呈されていましたが、新規贈呈は終了。既に配布済みの優待券は有効期限まで利用可能。

1. 注目すべき優待内容と魅力

  • クオカード1,000円(年2回で最大2,000円):使い勝手が良く、100株単位で取得しやすい。
  • 結婚式関連の優待券が終了したことにより、価値はシンプルに現金相当のギフトカードに集約されました。

2. 優待変更の影響と投資家へのアドバイス

  • ベルブライド優待券の新規贈呈終了は、同社優待の魅力度が下がる面があります(特にブライダル利用予定の株主には影響大)。
  • 一方でクオカードだけに簡素化されたため運用・管理は分かりやすくなりました。優待目的での保有を続けるかは、価値(年2,000円程度)と保有コストを比較して判断してください。

3. 権利確定日と取得スケジュール

  • 権利確定日:6月30日、12月31日(各年)
  • 取得には各基準日の権利付き最終日(通常は2営業日前)までに100株を所有しておく必要があります。

4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)

  • メリット:少ない投資額でクオカードが得られるため、優待入門向け。
  • リスク:優待内容が簡素化され、株価上昇期待が薄い場合は配当と総合リターンを確認すること。
  • 優待目的なら保有コスト(購入手数料・株価×100株)と年間優待価値を比較しておくべきです。

ロイヤルHD(81790)

優待内容の詳細:株主優待券を年2回(500円券×各回)贈呈。年間は1,000円、10,000円、24,000円の3段階。株式分割(1株→2株)に伴い贈呈基準を見直し、2025年度までは現行基準(100株以上等)、2026年1月1日以降は変更後基準(例:200株以上で年間1,000円等)が適用されます。優待金額自体は実質変更なし。

1. 注目すべき優待内容と魅力

  • 段階制の優待額(年間最大24,000円)が特徴で、まとまった株数保有で魅力が増します。
  • 外食や宿泊などで使える優待券相当で、頻繁に利用する投資家には有利。

2. 優待変更の影響と投資家へのアドバイス

  • 株式分割後は最低保有株数の基準が上がる点に注意(2026年1月1日適用)。短期で最低株数を確保する戦略を立てる必要があります。
  • 優待金額の実質的な変更はないものの、株数基準の変化で必要資金が変わるため、保有継続の是非を再検討してください。

3. 権利確定日と取得スケジュール

  • 権利確定日:6月30日、12月31日(年2回)
  • 2025年度は従来基準で実施されるため、年内に100株以上保有すれば対象。2026年以降は分割後の基準に従うため買付タイミングに注意。

4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)

  • メリット:優待額が段階的で、使用頻度が高ければ実利が大きい。
  • リスク:分割・基準変更で最低必要資金が上がる可能性。優待目当ての買付時には今後の最低株数とコストを確認すること。

ユーグレナ(29310)

優待内容の詳細:2025年12月末時点で100株以上保有の株主に、ECサイト「ユーグレナ・オンラインショップ」で利用できる割引クーポン券2,000円分(3,500円(税込)以上の購入で2,000円割引+送料無料)を1枚贈呈。さらに都度購入10%割引、定期購入30%割引+送料無料、株主限定特別セット等の購入が可能。割引クーポン券および優待カタログは第21期定時株主総会招集ご通知に同封して2026年3月に郵送予定。

1. 注目すべき優待内容と魅力

  • 2,000円クーポン+定期購入30%割引は自社商品を継続的に買う人にとって魅力的。
  • 自社製品(健康食品・化粧品)を割安で試せるのが魅力で、ヘルスケア分野に関心がある投資家に向く優待です。

2. 優待変更の影響と投資家へのアドバイス

  • 優待価値は実務上、利用条件(3,500円以上の購入が必要)によって実効性が変わります。少額利用では使いにくい可能性がある点に注意。
  • 自社商品を普段から購入するなら利回りは良好。利用予定がない場合は割引を活かしにくく、現金換算での利回りが下がります。

3. 権利確定日と取得スケジュール

  • 権利確定日:12月31日(2025年分)
  • 割引クーポン・カタログは2026年3月発送予定。名簿に記載されるには権利付き最終日(通常は2営業日前)までに100株を保有してください。

4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)

  • メリット:自社製品を試す・続けることで実質的な節約効果が得られる。
  • リスク:クーポン利用条件や対象商品の制限で期待値が下がる場合あり。優待だけで投資判断をするのではなく配当や事業の安定性も合わせて確認を。

まとめと初心者への総括アドバイス

今回の4社はそれぞれ性格が異なります。QUOカード中心の簡潔な優待(ベルパーク)、商品割引と自社製品重視の優待(ユーグレナ)、段階制で保有株数次第に魅力が増す優待(ロイヤルHD)、そして暗号資産を組み合わせた珍しい組合せ(AIストーム)です。

  • 優待はあくまで“おまけ”として考え、株価変動や配当、売買手数料、税金を加味した総合的な投資判断を行ってください。
  • 権利を取る際は【権利付き最終日=権利確定日の通常2営業日前】までに買付けを完了することを忘れずに。
  • 優待価値が小さい銘柄は、手数料負けや株価下落リスクでトータル損失になることがあるため、保有コストと優待見返りを必ず比較してください。

本記事は各社の2025年11月28日発表の開示情報をもとに作成しました。各優待の詳細(申込方法・受領開始時期・有効期限・税務上の取り扱いなど)は今後の各社からの案内で確定しますので、最新の開示資料や会社発表を必ずご確認ください。

出典:各社開示資料(発表日:2025年11月28日)