株主優待のススメ
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2025年12月03日発表の株主優待まとめ|ピックルスHD(29350)・デジタルプラス(36910)のポイント解説

📄 記事要約: 2025年12月3日発表の株主優待まとめ。ピックルスHD(29350)は100株以上で商品詰め合わせ等から選択、200株以上でQUOカード追加の拡充(権利確定日:2026年2月末、申込要)。デジタルプラス(36910)は現行で7単元以上にデジタルギフト30,000円を配布するが、2027年3月末以降は総額3,000万円を対象株主で按分する方式へ変更(権利確定日:3月末、申込不要)。各社とも権利確定日・申込期限・有効条件を確認し、優待価値だけでの投資は避け、配当や業績も併せて判断することを推奨します。出典:各社開示(発表日:2025年12月3日、デジタルプラスの長期保有に関する参照:2025年6

ピックルスHD(29350)

発表日:2025年12月3日。2026年2月末日基準の株主優待制度についての改定(適用開始は2026年2月末日基準の株主から)。

優待内容(詳細)

2026年2月末日基準で、100株以上保有の株主は以下のいずれか1つを選択して受領できます。申込は必要で、案内と申込書は2026年4月下旬発送、申込締切は2026年5月29日必着です。

  • 当社グループの商品詰め合わせセット(1,500円相当)
  • OH!!!商品券(当社グループ運営施設で利用可能、2,000円相当)
  • 指定団体への寄付(1,500円)

さらに、200株以上保有の株主は上記に加えてQUOカード(2,000円分)を追加で受領できます。総額では1,500円〜最大約4,000円相当となる想定です(案内と実際の提供物で差異が生じる場合があります)。

申込要否:有(申込書による返送。案内送付後に選択)

出典:株式会社ピックルスホールディングス 開示(発表日:2025年12月3日)

1. 注目すべき優待内容とその魅力

  • 食品系の詰め合わせは日常で使いやすく、家族向けにも渡しやすい実用性が高い点が魅力です。
  • OH!!!商品券(2,000円相当)は自社グループの施設で使えるため、同社の事業と親和性の高い優待を受けられます。体験型や店舗利用を重視する投資家に向きます。
  • 寄付を選べる点は社会貢献を重視する株主には選択肢として有効です。
  • 200株以上でQUOカードが追加される点は、少し多めに保有することで現金同様に使える価値が上乗せされるメリットがあります。

2. 優待新設・変更・廃止にあたる場合の影響と投資家へのアドバイス

  • 今回の発表は“変更(拡充)”に該当します。適用は2026年2月末日基準の株主からなので、既存株主は条件確認が必要です。
  • 案内は住所に送付されるため、住所変更がある場合は事前に証券会社で手続きをしてください。申込締切(2026/5/29)を過ぎると受け取れません。
  • 投資判断としては、100株での受取価値(1,500円相当)と保有コスト(株価×100株の資金、配当期待など)を比較しましょう。優待目当てだけで過度に買い増すのはおすすめしません。

3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)

  • 権利確定日:2026年2月末日
  • 株主名簿に登録される必要があるため、一般に権利を得るには権利付最終日までに買付を済ませ、名簿に記載されることが必要です。証券会社ごとの取扱い(決済日ベース)に注意して、余裕をもって取引してください。
  • 案内は2026年4月下旬発送、申込締切は2026年5月29日必着です。申し込みを忘れると受領できません。

4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)

  • メリット:実用的な食品詰め合わせや使いやすい商品券が得られる点は魅力。200株でQUOカードが追加され、利便性が上がります。
  • リスク:優待の金額表示と実際の提供物に差が出る可能性、申込忘れ、利用場所の制約(商品券は自社施設での利用限定)があります。また、優待目的での過度な投資は値下がりリスクを負います。
  • 実践ポイント:優待価値だけでなく配当や業績、株価のボラティリティも見て総合判断を。優待の案内・申込期限をカレンダーに入れておきましょう。

デジタルプラス(36910)

発表日:2025年12月3日(取締役会決議)。優待制度の仕組みに変更があり、2027年3月末日以降の取り扱いが異なります。長期保有優待については2025年6月18日の開示内容が継続されます。

優待内容(詳細)

現行(〜2026年3月末日まで):7単元以上の株主に対してデジタルギフト®30,000円分を一律配布。NFTギフトは2単元以上の株主に継続配布。

変更後(2027年3月末日以降):7単元以上の株主を対象に、優待還元総額を3,000万円に固定し、対象株主数で按分してデジタルギフト®を配布する方式(シェア型)に移行。NFTギフトは従来通り2単元以上に配布されます。申込不要で会社からデジタル配布予定です。

申込要否:不要(デジタルギフトで配布予定)

出典:デジタルプラス 開示(発表日:2025年12月3日)および長期保有制度の記載(開示日:2025年6月18日)

1. 注目すべき優待内容とその魅力

  • 現行の30,000円分デジタルギフトは金額が大きく、優待としてのインパクトが非常に高い点が最大の魅力です。
  • NFTギフト(2単元以上)を継続して配布する点は、デジタル資産に関心がある投資家にとってユニークな価値があります。
  • デジタル配布のため受取手続きが簡便で、送料などの物理コストが不要な点も利便性が高いです。

2. 優待新設・変更・廃止にあたる場合の影響と投資家へのアドバイス

  • 今回の変更は優待配布方式の変更(1名当たりの金額が変動する仕組みへの移行)です。2027年3月末日以降は総額3,000万円を対象株主で按分するため、対象株主数によって1名当たりの受取額が上下します。
  • 現行のように「7単元で30,000円」という明確な金額期待が無くなるため、優待目的で保有する場合は不確実性が増します。特に株主数が増えれば1名当たりの金額は小さくなる可能性があります。
  • 投資家へのアドバイス:現行の優待を確実に享受したい場合は、適用期日(2026年3月末)までの基準日に保有を確保することを検討してください。一方で長期的に保有を考えるなら、按分後の想定受取額や会社の株主数動向を注視する必要があります。

3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)

  • 権利確定日:3月末日(基準日)
  • 現行制度の30,000円を得るには、2026年3月末日基準での7単元以上保有が必要です。将来は7単元以上が対象のまま総額按分へ移行しますが、1名あたりの受取額は不確定となります。
  • 取引のタイミングは証券会社の決済ルールを確認の上、権利付最終日までに買付を完了させてください。

4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)

  • メリット:現行の優待は高額(30,000円)で、短期的に見れば優待利回りが高い可能性があります。デジタル配布で受取が簡単なのも利点です。
  • リスク:2027年からの按分方式により、1名あたりの受取額が減るリスクがあります。また、最小投資単位が「7単元」と高めである点(一般的に100株/単元なら約700株相当)は必要な資金が大きく、株価変動による損失リスクも増します。
  • 実践ポイント:優待の“金額固定”がなくなる点を踏まえ、優待だけでなく業績や配当、将来の株主数増減(新規上場や株主優待目的の買いが入る可能性)も確認して判断してください。デジタル受取に対応できるメール受信等の環境も確認しておきましょう。

まとめ:本日(2025年12月3日)発表の2社はいずれも優待に注目すべき変更点があります。ピックルスHDは100株から選択制の優待で実用性重視、200株でQUOカード追加という拡充。デジタルプラスは現行で高額優待を出していますが、2027年からは按分方式に変更され、不確実性が高まります。どちらも権利確定日と申込(ある場合)のスケジュールを確認したうえで、優待価値だけでなく配当・業績・総合的リスクを見て判断してください。

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