今日は11社が発表されました。4ページに分けて紹介します。2ページ目です。
テンポスHD(27510)
発表日:2025年12月15日(訂正開示)
1. 注目すべき優待内容とその魅力
テンポスホールディングスは株主優待として株主優待御食事券を交付する制度に変更を発表しました。具体的には期末・中間の両制度で100株以上が対象となり、継続保有に応じて金額が変わります。
- 期末(2027年4月末適用):継続保有1年以上で3,000円、3年以上で8,000円
- 中間(2026年10月末適用):継続保有1年以上2年未満で3,000円、継続保有2年以上は抽選対象(最大50,000円等)。抽選に外れた場合は3,000円。
魅力は飲食店で使える食事券という分かりやすさと、抽選で高額(最大50,000円相当)が当たる可能性がある点です。
2. 優待変更の影響と投資家へのアドバイス
- 今回の発表は現行制度からの変更であり、継続保有条件や抽選制度が導入されています。
- 長期保有で優遇される一方、抽選の詳細(申込方法・当選発表など)は未公表なので、期待だけで投資判断しないこと。
- 貸株サービスや名義変更で継続判定が途切れる注意点があるため、長期狙いなら株主番号の継続に留意してください。
3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)
権利確定日:4月末日・10月末日。変更後の適用は中間が2026年10月末、期末が2027年4月末から。
継続保有判定は「同一株主番号での名簿記載の連続回数」で行われます。投資タイミングとしては、継続を狙う場合は基準日の前後で売買を繰り返さないようにし、株主番号が変わらない口座で保有することが重要です。
4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)
- メリット:実用的な食事券で利便性が高く、長期保有で優遇がある点は魅力。
- リスク:抽選制度の不透明さ、継続保有判定の厳格さ(株主番号の変更で継続が途切れる)があります。
- 初心者向けアドバイス:配当や株価動向も含めた総合利回りを確認し、抽選狙いで過度に期待しないこと。優待取得を目的にする場合は、利用可能な店舗や使い勝手も事前に確認しましょう。
出典:株式会社テンポスホールディングス 開示(訂正)2025年12月15日。
北の達人(29300)
発表日:2025年12月15日(取締役会決議)
1. 注目すべき優待内容とその魅力
北の達人は2026年2月末基準分から優待を変更。100株以上保有の株主に、2026年夏発売予定の新商品ソフトピール導入美容液『ヨイピール』(定価7,370円)を1個と、継続保有年数に応じた金券(北の快適工房株主専用販売サイトで使える3,000円券)を付与します。
- 1年未満:ヨイピール1個(7,370円)+金券3,000円(合計10,370円相当)
- 1年以上:ヨイピール1個+金券6,000円(合計13,370円相当)
自社商品(実用品)+専用サイト金券という組合せで、実需のある優待が特徴です。ただし金券は利用条件(税込3,300円以上の商品に利用可、定期コース不可、1商品につき1枚等)がある点に注意。
2. 優待変更の影響と投資家へのアドバイス
- 変更は優待の実務的拡充(新商品+金券)で、商品価値が上がって見えるため短期的な注目が集まる可能性があります。
- 金券の利用制限が厳しいため、実際の受益額は表記の金額より低くなる可能性がある点を加味して判断してください。
- 継続判定は遡及適用(2026年2月末基準から)となるため、保有履歴を確認して長期枠を狙うかを決めるべきです。
3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)
権利確定日:2月末日(基準)。継続保有1年以上の判定は毎年2月末日および8月末日の名簿に同一株主番号で3回連続記載または記録されていることが条件。
投資タイミングとしては、2月末の基準日前に100株以上を保有し、必要に応じて過去の名簿記載状況を確認してください。継続優待を狙う場合は名義変更や貸株を避けるのが無難です。
4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)
- メリット:自社製品の現物付与+金券で実需向けの優待。金券を使えば実際の手取りは比較的高い。
- リスク:金券の利用条件(最低購入額や併用不可等)により、使い勝手が制限される点。優待利回りは株価変動で変わる。
- 初心者向けアドバイス:優待目的で買う場合は、金券利用条件・有効期間を確認し、実際に必要な商品がサイトにあるかを事前にチェックしましょう。
出典:北の達人コーポレーション 取締役会決議(2025年12月15日)および開示資料。
キュービーネットHD(65710)
発表日:2025年12月15日
1. 注目すべき優待内容とその魅力
キュービーネットホールディングスは、国内のQB HOUSE全店舗で使える無料ヘアカット券を優待として導入します。枚数は保有株数により変わり、さらに長期保有者には追加の枚数が付与されます。
- 100株~299株:ヘアカット券1枚
- 300株以上:ヘアカット券2枚
- 長期保有(同一株主番号で3年以上、2026年6月末時点):上記に対して追加で各区分1枚
魅力は実利用しやすいサービス優待で、ヘアカットの実需がある株主には分かりやすい価値があります。有効期間は2026年9月下旬~2027年6月末、発送は定時株主総会後に案内とともに同封されます。
2. 優待新設の影響と投資家へのアドバイス
- この制度は2025年6月期から導入され、2026年6月期に長期保有条件が追加される運用です。事実上の新設優待であり、認知度向上による株式の注目度アップが期待されます。
- ただし金銭換算が明記されていないため、優待価値を単純比較しにくい点に注意。
- 長期優待を狙う場合は、同一株主番号の継続が必要なため、名義や口座の取り扱いに注意してください。
3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)
権利確定日:12月末日・6月末日。優待発送は毎年1回、定時株主総会後に配当計算書とともに案内が同封されます。長期優待判定は2026年6月末時点での継続保有状況に基づきます。
取得スケジュールとしては、6月末・12月末のいずれかで基準を満たす必要がある点、および長期優待を得るには過去全ての基準日で条件を満たす必要がある点に留意してください。
4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)
- メリット:実需サービス(ヘアカット)で使い勝手が良く、家族で使える場合は費用対効果が高くなる可能性があります。
- リスク:海外店舗や一部サービス(FaSS、QB PREMIUM、訪問理美容)で利用不可。また、有効期限が設けられているため、使い切れない可能性もあります。
- 初心者向けアドバイス:優待目的で保有する場合は近隣に利用可能店舗があるかを確認し、優待券の有効期間内に利用できるライフスタイルかどうかを検討してください。
出典:キュービーネットホールディングス 開示資料(2025年12月15日)。問合せ先は開示文書記載。
(次ページ:3/4へ続きます。全11社中の3ページ目は残りの銘柄を紹介します)