今日は17社が発表されました。6ページに分けて紹介します。4ページ目です。
東建物(88040)
権利確定月:12月
最小投資株数:200株
優待内容の詳細:
東建物は通常の株主優待に加え、新たに長期保有株主優待制度を導入しました。
- 200株以上400株未満:WEBカタログギフト(2,000円相当)+施設利用割引券(各2枚)
- 400株以上800株未満:WEBカタログギフト(4,000円相当)+施設利用割引券(各4枚)
- 800株以上:WEBカタログギフト(8,000円相当)+施設利用割引券(各8枚)
注目ポイントと投資家へのアドバイス
- 魅力:WEBカタログギフトは多彩な商品から選べ、施設利用割引券も活用しやすい内容です。長期保有で優待が増額されるため、長期投資に向いています。
- 新設優待:長期保有優待の導入は株主還元を強化する動きで、株価の安定や上昇期待につながる可能性があります。
- 権利確定日:12月末。権利確定日の直前に株を購入し、3年以上継続保有すれば増額優待が受けられます。
- 初心者向けポイント:最低投資株数が200株とやや多めですが、長期保有による優待増額でリターンが期待できます。リスクとしては不動産業界の市況変動を考慮しましょう。
日本ドライケミカル(19090)
権利確定月:9月
最小投資株数:100株
優待内容の詳細:
日本ドライケミカルは防災用品や非常食、アウトドア用品、ギフトカード、義援金など多彩な選択肢から優待品を選べる点が特徴です。
- 100株以上保有株主は1品目選択可能
- 300株以上保有株主は2品目選択可能(同じ品目の重複選択も可)
注目ポイントと投資家へのアドバイス
- 魅力:実用性の高い防災・非常食関連品が中心で、災害対策を意識する投資家に適しています。選択肢が多く、自分のニーズに合った品を選べる点が大きなメリットです。
- 変更点:特に新設や廃止の情報はありませんが、選択肢の多様性が継続されている点を評価できます。
- 権利確定日:9月末。9月末までに株を保有する必要があります。
- 初心者向けポイント:100株から始めやすく、実用的な優待品が得られるため、初めての株主優待投資にも向いています。防災用品の需要増加を背景に安定した株価推移が期待されますが、業績動向は確認が必要です。
明和地所(88690)
権利確定月:3月
最小投資株数:1,000株
優待内容の詳細:
明和地所は2026年以降、株主優待ポイント制度を導入予定です。
- 3月31日時点の株主名簿に記録された1000株以上保有株主に対し、保有株数に応じてポイント付与
- ポイントは1ポイント=1円相当で利用可能
- 付与例:1000株~1999株で4,000ポイント、2000株~2999株で8,000ポイント、3000株~3999株で12,000ポイント、以降株数に応じて増加
注目ポイントと投資家へのアドバイス
- 魅力:ポイント制の導入により、株主は多様な商品やサービスから選択可能となり、柔軟な優待利用が可能です。
- 新設優待:2026年からの導入で、現時点ではまだ受け取れませんが、長期的な投資計画を立てる上で注目すべきポイントです。
- 権利確定日:3月末。1,000株以上の保有が必要なため、まとまった資金が必要です。
- 初心者向けポイント:最低投資株数が高めであるため、初心者は資金計画をしっかり立てる必要があります。ポイント制は使い勝手が良い反面、株価変動リスクも考慮しましょう。
以上、本日は17社の株主優待発表のうち、4ページ目として3社の最新優待情報をお届けしました。各社ともに長期保有を促す内容や実用性の高い優待品が特徴的です。投資初心者の方は、権利確定日や最低投資株数、優待の実用性を踏まえ、リスクとリターンをよく検討の上、投資判断を行うことをおすすめします。
情報出典:2025年8月8日発表の株主優待情報より作成