今日は14社が発表されました。5ページに分けて紹介します。4ページ目です。
INPEX(16050)
発表日:2025年11月13日|権利確定日:12月末日(12月31日)
優待内容の概要:当社オリジナルデザインのQUOカードを、保有株数および継続保有年数に応じて贈呈。変更後は800株以上かつ一定年数以上の株主に対して当社オリジナル記念品(8年間保有に達した年に1回)を追加で贈呈。
- 権利月:12月
- 最小投資株数:400株
- 優待価値(変更後の目安):
- 400株以上800株未満:1年以上 1,000円 / 2年以上 2,000円 / 3年以上 3,000円
- 800株以上:1年以上 2,000円 / 2年以上 5,000円 / 3年以上 8,000円(さらに8年間保有で記念品1回)
- 保有期間条件:同一株主番号で継続保有(6月末および12月末時点の株主名簿に所定回数以上連続記載または記録)により判定(1年以上:3回、2年以上:5回、3年以上:7回、8年間:17回)
- 申込要否:不明(申込方法・発送時期等は未公表)
- 注意点:継続保有の算定始期は2019年12月31日。変更後制度は2025年12月31日現在の株主名簿から適用。
- 問い合わせ:広報・IRユニット ジェネラルマネージャー 吉田 昌平 電話 03-5572-0750
1. 注目すべき優待内容とその魅力
QUOカードの段階的な金額設定と、800株以上で3年以上保有すると最大8,000円分がもらえる点が目を引きます。また8年保有で記念品が追加される長期優遇が設定されているのが特徴です。QUOカードは汎用性が高く使いやすいため、実用性の高い優待と言えます。
2. 優待変更の影響と投資家へのアドバイス
- 制度変更により長期保有者に対する優遇が強化されています。長期投資を検討する個人投資家にとっては魅力が増していますが、適用開始や継続判定の細かなルール(算定始期や回数)があるため、適用要件を十分確認してください。
- 適用対象は2025年12月31日時点の株主名簿に記載された株主から、かつ長期贈呈の初回時期は登録時期により異なる点に注意。
3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)
- 権利確定日:12月末日(12月31日)
- 400株以上が最小条件のため、権利取得には年内に株を保有し決済を済ませる必要があります。優待の継続判定は過去の名簿登録回数が関わるため、長期で狙う場合は早めの保有開始が必要です。
4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)
- メリット:実用性の高いQUOカード。長期保有で増額・記念品の可能性。
- リスク:400株という最低ラインは個人投資家へのハードルがあり、株価変動や配当と合わせたトータルリターンを考慮する必要があります。また申込方法や発送時期が未公表の点で受領手続きの不確定要素が残ります。
(出典:INPEX 発表資料 2025年11月13日)
田谷(46790)
発表日:2025年11月13日|権利確定日:2026年3月31日
優待内容の概要:創業60周年記念の特別株主優待として、2026年3月31日時点の株主に対し1単元(100株)以上でQUOカード1,000円分を贈呈(今回限り)。
- 権利月:3月(2026年3月31日)
- 最小投資株数:100株
- 優待価値:QUOカード 1,000円(株数に関係なく一律)
- 申込要否:不要(株主総会後の決議通知に同封して送付予定、2026年6月以降送付)
- 注意点:今回限りの実施であり、今後同等の優待が継続される保証はない。住所・名義の最新化を推奨。
1. 注目すべき優待内容とその魅力
一単元(100株)以上で受け取れるQUOカード1,000円分の単発優待です。少額ながら100株から対象になるためエントリーレベルの投資家でも参加しやすいのが魅力です。ただし「今回限り」の限定実施である点に留意してください。
2. 優待新設・変更・廃止にあたる場合の影響と投資家へのアドバイス
- 今回の優待は創業60周年の記念特措置であり、通常の優待制度の新設ではなく単発実施です。優待目的のみでの長期投資判断は慎重に。短期的な権利取りを狙う投資家は、手数料や税金、株価変動を計算に入れてください。
- 申込不要で決議通知に同封して送付予定のため、受け取りに関する手間は少ない見込みです。
3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)
- 権利確定日:2026年3月31日(名簿記載または記録された株主が対象)
- 権利取得を狙う場合、権利確定日直前の売買や名義書換により対象外となる可能性があるため、余裕を持った取引計画を。
- 送付予定:2026年6月以降(株主総会後の決議通知に同封)
4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)
- メリット:100株で参加可能、手続きは不要で受け取りやすい。
- リスク:今回限りのため、優待を目的に保有する長期戦略には向かない。QUOカード1,000円分は金額が小さいため、売買コストや機会損失を上回るか検討が必要。
(出典:田谷 発表資料 2025年11月13日)
LINK&M(21700)
発表日:2025年11月13日|権利確定日:毎年6月末日及び12月末日(2025年12月末確定分から拡充適用)
優待内容の概要:株主はデジタルギフトおよび現物ギフトカードを選択できる方式に拡充。追加現物にQUOカードを設定。デジタルではPayPayマネーライト(手数料5%)、QUOカードPay、各種電子ギフト(Amazon等)、ポイント(dポイント)、暗号資産(ビットコイン等)など多様な受取選択肢があります。案内に沿ってWEB上で希望の品目を選択して受け取る方式。2025年12月末日確定分から適用。
- 権利月:6月および12月
- 最小投資株数:記載なし(案内で対象株主に送付)
- 申込要否:要(株主優待のご案内に従いWEBで選択)
- 優待発送時期:6月確定分は9月下旬以降、12月確定分は翌年3月下旬以降
- 注意点:PayPayマネーライトは手数料5%が発生。暗号資産や一部ギフトは利用条件・手数料が別途発生する可能性あり。
- 問い合わせ:常務執行役員 グループデザイン室担当 横山博昭(TEL. 03-6853-8111)
1. 注目すべき優待内容とその魅力
選択肢の多さが最大の特徴です。現物QUOカードに加え、Amazonギフトやdポイント、さらには暗号資産まで受け取れるため、用途や好みに応じて最適な受取り方法を選べます。柔軟性が高く、現金流入に近いPayPayマネーライトやQUOカードPayなども選択可能です。
2. 優待新設・変更・廃止にあたる場合の影響と投資家へのアドバイス
- 拡充は選択肢を増やすポジティブ変更。特に現金相当や電子ギフトを好む投資家には便利になります。一方で、PayPayマネーライトの5%手数料など、受け取り方法によっては実質的な価値が目減りする点に注意が必要です。
- 具体的な金額や株数別の優待相当額は開示されていないため、案内を確認した上で受け取り方法を選択することが重要です。
3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)
- 権利確定日:毎年6月末日および12月末日
- 適用開始:2025年12月末確定分から拡充内容が適用されるため、12月末の権利取りを検討する投資家は、12月中の保有を確認してください。
- 受け取り:案内到着後WEBで選択する必要があるため、案内の到着と選択期限に注意。
4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)
- メリット:受け取りの自由度が高く、自分の用途に合った形で優待を現金的に活用しやすい点。
- リスク:受取方法によっては手数料や交換条件で実質価値が下がる場合がある。案内の期限を逃すと受け取れないことがあるため、WEB手続きに不慣れな投資家は注意。
- 具体的な優待額が未開示の部分があり、優待目的での投資判断には案内到着後の金額確認が必要。
(出典:LINK&M 発表資料 2025年11月13日)
このページは5ページ中の4ページ目です。次の5ページ目(ページ5/5)は残りの銘柄を紹介します。今回の情報は各社の2025年11月13日発表資料に基づき作成しています。キーワード:株主優待, 投資, 配当, QUOカード, デジタルギフト。