今日は14社が発表されました。5ページに分けて紹介します。5ページ目です。
ユニバーサル(64250)
発表日: 2025年11月13日(株式会社ユニバーサルエンターテインメント発表)
優待内容(詳細): 当社は第53期(2025年12月期)について株主優待の実施を見送ることを決定しています。従来の実施要件としては「2025年12月末日時点で当社普通株式1単元(100株)以上を保有する株主」が対象とされていましたが、第53期は優待の提供はありません。
1. 注目すべき優待内容とその魅力
- 現状: 第53期は優待実施見送りのため、提供される商品・サービスはありません。
- ポイント: 過去に100株以上保有で優待があった点は参考情報だが、今回の発表では優待の魅力(具体商品)は提示されていません。
2. 優待の見送りが意味する影響と投資家へのアドバイス
- 優待廃止・見送りは、業績や財務状況の改善を優先する判断を示しています。投資判断では優待再開に期待しないプランを併せて検討してください。
- 株主優待目当ての短期投資を目的としている場合は、今回の見送りはマイナス材料となるため注意が必要です。
3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)
- 権利確定日: 2025年12月末日(2025年12月31日)
- 今回は優待実施見送りのため、権利を取得しても優待は提供されません。投資タイミングの判断は配当や業績見通しを重視してください。
4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)
- リスク: 優待見送りは株価の下落要因となり得ます。優待目当ての投資はリスクが高くなります。
- リターン: 現時点で優待価値は該当なし。配当や業績回復期待での投資判断が必要です。
出典: 株主優待実施の見送りに関するお知らせ(発表日: 2025年11月13日、株式会社ユニバーサルエンターテインメント)
トーア紡(32040)
発表日: 2025年11月13日(トーア紡株式会社発表)
優待内容(詳細): 令和7年12月31日現在、同一の株主番号で当社株主名簿に1年以上継続して記載または記録されている1,000株以上保有の株主に対し、当社オリジナルカタログ掲載の自社グループ商品(5,000円~15,000円相当)またはグルメ商品(3,000円相当)からいずれか1点を贈呈します。優待案内を令和8年4月頃に送付し、同封の申込専用はがきで希望商品を申請していただきます。
1. 注目すべき優待内容とその魅力
- 選べるカタログ優待: 自社グループ商品(概ね5,000~15,000円相当)またはグルメ商品(3,000円相当)から1点を選択可能。
- 魅力: 価値幅が5,000~15,000円と幅広く、1,000株保有の条件を満たせば高めの優待価値を狙える点が魅力です。ギフト向けや自家消費向けの選択肢がある点も利点。
2. 優待の新設・変更・廃止にあたる場合の影響と投資家へのアドバイス
- 今回の発表は優待の内容・条件を明示したもので、新設ではなく現行制度の運用案内に相当します(保有期間1年以上の継続要件が明確)。
- アドバイス: 優待目的で検討する場合は、最低保有株数が1,000株と高めである点を考慮してください。流動性や資金負担を含め総合的に判断しましょう。
3. 権利確定日と取得スケジュール(投資タイミング)
- 権利確定日: 12月31日(令和7年12月31日)
- 保有期間条件: 同一の株主番号で1年以上継続して保有が必要(令和7年12月31日時点で判定)。
- 申込・発送時期: 案内発送は令和8年4月頃。申込は同封の専用はがきで行い、申込時期により商品到着は5月下旬以降または6月下旬以降となります。
- 投資タイミング: 1年以上継続保有の要件があるため、短期での権利取りは不適。長期保有を前提に検討してください。
4. 初心者向けの投資ポイント(リスクとリターン)
- リスク:
- 最小投資株数が1,000株と高く、必要資金が大きい。
- 同一株主番号での1年以上保有が条件のため、売買で保有が途切れると対象外になるリスク。
- リターン: 選択肢によっては5,000~15,000円相当の優待が得られるため、長期でじっくり保有する投資家には魅力的。配当や業績も合わせて確認すると良いでしょう。
- 実務上の注意: 案内は郵送で申込はがき方式のため、名簿上の住所が最新であることを確認してください。
出典: トーア紡株式会社発表資料(株主優待のご案内、発表日: 2025年11月13日)。問い合わせ先等は同社発表資料を参照してください。
まとめ: 本ページは全5ページの5ページ目(最終ページ)です。今回掲載した2社については、ユニバーサルが第53期の株主優待実施を見送り、トーア紡は1,000株以上・1年以上保有でカタログから選べる優待を案内する内容でした。投資判断の際は優待だけでなく配当や業績動向、保有コスト・保有期間条件を総合的に確認してください。
キーワード: 株主優待, 投資, 配当, 優待再開, 権利確定日